Tuesday, January 13, 2015

カナダへ行くと決める前のはなし 3

カズピがとってくれた写真。 跳ねたら、浮いた。 (霧島神宮 鹿児島)

疲れ切った一年をとにかく、あまり動かずに過ごした後、
年が明けてから、 どっかいこうかな って気持ちになった。


たしか カズピ(再び登場 笑) と一緒に飲みに行ったとき、海外旅行に行きたいけどどこにいこうかなぁ~ なんて話をしていて、その時に カナダ か アメリカ か… ロシアもいいなぁ… 数か所の候補が上がった。

カズピは、私がブログを通して以前に知り合った 「サンフランシスコに住むゆきさん」 に会いに行ったらどう?って。

それで、サンフランシスコを旅することを決めて、「もしよかったら…」 と サンフランシスコで生きるゆきさん に連絡をした。

すぐに返事がきて、私たちは 会える っということになった!
ブログを通して知り合ったゆきさんには、肉体的に会ったことはなかったけれど、
とにかく私はゆきさんのことが好きで、いつか会えたらいいなぁと思っていた。 
だから、ほんとにほんとにほんとにすごく嬉しくて、興奮した!

サンフランシスコには4月初め、9、10日間くらいの日程で行った。
初めてアジア圏を出て、初めてアメリカ大陸に渡った旅だった。
現地では正直言うとあまり何もしていないけれど、でも毎日が楽しかった。
美術館へ行って、スーパーへ行って、タイ料理が好きになって、そして行った観光地といえば、ゴールデンゲートブリッジぐらい。

軽やかに過ごすことができた。 
のんびりと、ただ自由に。
そうだな、そして、この旅はゆきさんに会いに行く旅だった。


私は、この旅の後には 英語でもっと表現できるようになるべきだ! と強く感じ始めた。
サンフランシスコでは思いがけず、誰彼によく話しかけられた。
街を歩くとき、地図は持って歩いていたけれど、旅行者っぽくなかったのか、よく道を聞かれた(笑)
その度に、 「ここに住んでなくてわからないよ」 と答えた。

ある人(道でサックスを演奏してたおっちゃん)には、「君は何の音楽やってるの?」と言われた。
「やってないよ! 旅行中だよ (笑)」といったら、「そうか!楽しんで!」と言われた 笑

英語での会話は楽しくて、けれどももっと話せたらなぁと思うこともしばしばだった。

英語をしゃべる~ っと強く感じられ、
インターネットで探してみると、いくつかの教室が見つかった。
家の近くにも英会話教室があることが分かった。

大手の教室ではなくてこじんまりとした教室が良かった。
外国人(母国語が英語である人)が教えていて、料金は月に1万円以内が理想だった。
家から最も近い教室は、イギリス人のオーナー講師とカナダ人の講師がいるネイティブの英会話教室で、月謝も財布にやさしい、条件的にぴったりの場所だった。
さっそく連絡をして、言われた日に教室へ面談(レベルチェック)をしに行った。
レベルチェックといっても、講師たちと自己紹介を通じて話したくらいだった。

「君は上級者コースだね」 と、上級者コースに入ることになった。
2013年の初夏だった。
教室にはそれから10~11ヶ月程度通った。

辞めた理由は、 トピック が興味あるものじゃなかったこと。
質は良かったけど違和感も出てきて、辞めることにした。

*

秋、私は門司港 (北九州市) に訪れて、たまたま入ったカフェの横にあった雑貨屋に入った。
門司港駅に隣接する通りに面する、古い、味のあるビルに入っているお店だった。
モルタルっぽいつくりのビルっていうのかな.. 

あとで知ったけど、 新海運ビル っていうところで、昔は海運関係のオフィスビルだった建物の中に、アトリエや雑貨屋さん、飲食店などが入っているところだった。

訪れた アートスキーム(現在は スキーム として営業中)には、アクセサリーや雑貨のほか、カメラフィルムがたくさん置いてあって、私は数個のフィルムを買った。
あまり頻繁には売っていないフィルムも多くおいてあって、そのお店が好きになった。

二回目にそのお店を訪れたときに、フィルムを選んでいたら店員の人に話しかけられて、
「フィルムカメラのサークルを立ち上げたんですけど、良かったら入りませんか!」 と言われた。
私は、フィルムカメラ部というのにも興味があったが、多分その女の人にも興味があって(かわいいし 笑)、その場で「あ、ぜひ」と、カメラ部に入ることを決めた。

部は、女性7人 男性2人の計9人。
部会はほぼ飲み会 (笑)


実家に帰ってきて初めてできた ” ともだち ” だった。

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